U24A記事はU24A-PX3210

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>>VAIO SZ(VGN-SZ91PS)のファンの軸受に注油する 3度目 /2011年09月23日
>>シリコンスプレーは蒸発してしまったので、「グリーススプレー」を軸受けに噴射してみた

こちらのSZ91の記事から4年にもなる。なお、SZ91PSは最近では冬眠状態


ほとんど常時稼働の環境ゆえにか、ファンの異音が目立つようになってきたので
U24Aを分解、果てはファンのグリスアップとやらをやってみた


参考サイトは
U24E分解ヒートシンクファン清掃
http://blogs.yahoo.co.jp/gihama2000/10969382.html


オヤジの徒然草 ASUS U24E
http://blogs.yahoo.co.jp/tomojikun/10672879.html


ノートは限界性能で(19) DDLest趣味の小部屋
https://ddlhide.wordpress.com/2013/09/13/ノートは限界性能で(19)/


2ch ノートPC板 U24シリーズスレッド

などなど。


ネジの数はそれぞれ
本体裏、本体カバーのネジ 7か所
裏蓋(HDD、メモリ換装用)ネジ 1か所

HDD固定ネジ 3か所
裏蓋の中のマザー固定用ネジ 4か所

ファン固定用ネジ 2か所
右スピーカー付近のネジ 1か所

(のハズ)



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これは既にホコリを除去した後であるが、羽根部分にホコリがしっかり溜まっていたのは言うまでもない

ざっくざくと分解。慣れたら5分以内
部品の密度が(特にケーブル類)が異常に高いSZ91PSに比べたら、たいへん楽
11型の割に余裕のある作り。作業しやすくて好感が持てる

装着しづらいリボンケーブルは長さに余裕があり
装着しやすい位置のリボンケーブルはギリギリの長さで、実に扱いやすい

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しかしながら、本体を開ける際に力任せにやりすぎたのか、ネジ受けが飛んだ。実用には問題ない

無償保証などとっくに終わっているので、気にせず、ファン部分を開けてしまおう

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ファンケーブル(4P)を外しておき
黒い布テープで留めてある部分を2か所、ゆるく外して
プラスチックのツメを溶かして圧着してある部分の3か所(1か所は黒テープで隠してある)を
バッサリ折るか切り取ってしまい
黒い薄いテープを少しずつ剥がしながら起こしていくと

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このように黒い薄いテープに付いた状態で、アッサリとファンのシンク部分が露出する
本体からみて外側の放熱フィンだけでなく内側にもこのとおり。盛大にホコリが付いている
内部まで隅々まで綺麗にしたほうが、分解する意義があるというものだ

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ファンの羽根部分、ファンブレードは磁石で固定されている。ここまで分解できるのであれば、面倒なのでささっと水洗い
軸受け部分にCRCグリースメイトを塗布
(シリコンスプレーだと粘度が少なく、すぐに乾いて再度異音が発生するだろうと思われるので
SZ91の時と同様にグリースメイトを採用した)

ファン周りも綺麗にホコリを取ったら、元の状態に戻そう
組み立て直すときはファンコネクタを接続するのを忘れないように

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フィンの端の金属板が本体の筐体に引っかかりやすい。こうなるとうまく嵌らないので、内側に少し押し込んでおく
マザーボードを筐体に戻すときは、まず筐体左側のD-SUB(15P)端子と筐体右側のUSB3.0の端子をしっかり嵌めることを意識
中央付近のケーブルも筐体の隙間に押し込んでおく

リボンケーブルはツメを開け、奥へ押し込んでからツメを閉じる
スピーカーケーブルも忘れずに付ける
無線アンテナ用コネクタもしっかり付ける


その結果、排気口の風の流れが大変良くなり
軸受けの異音もなくなり
快適になりましたとさ。めでたしめでたし

これで10年は・・・いや5年は戦えるはず
せっかくだからクアッドコアCPUに換装するのもいいかもしれないね