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Haswellで一式組んだ際のマザーとして、Asrock製H87M-Pro4を選んだ

Haswell対応、Micro-ATX、Intel-NIC(Intel I217-V)、なおかつ廉価帯で選んだマザー
2013年9月で実売10000円弱と手頃な価格


なお、この種類のイーサネットコントローラはWindows7/8にドライバが付属していないものらしく
Microsoft Updateの前にIntelダウンロードセンターからi217-vドライバを入手してインストールすることになる


Asrockサイトのドライバ、ユーティリティのダウンロード時の速度はあまり速くない(200〜300KB/s)
ダウンロードサイトの遅さがAsrockの弱点だ
事前にUSBメモリなどにドライバ、ユーティリティ類をダウンロードしておくのがよい

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C2ステッピング品。ツクモネットショップのマザー+CPU割引キャンペーンで選択されていたマザーボード
事前に2chでC2だと書き込みがされていたが、実際にC2で届いたのはうれしい


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ファンコネクタは左上にCPU1,CPU2, PWR_FANの3つと、右下(CHA_1)、中央(CHA_2)の5つ
CPU_1,2が存在するのは水冷クーラーのためだと思われる
Asrock製マザーは上位から下位マザーまで殆どが5以上のファンコネクタ付き。結構豪華

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Asrockマザーの裏側はたいがいこんなかんじの茶色

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ソケットはFOXCONN製

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大きなシンクなどもなく、実に簡素で質素なCPU周りだ

OCはしない(といいつつ4670Kを購入した)ので、4フェーズマザーでよいだろう
Non-Z OC機能も使う気はないのでとくに言及はしない

デフォルトでUEFI、AHCI、起動時キー受付時間1秒の超高速起動
Asrock製の上位マザーと共通、同等の細かい設定ができる
実際にしている設定では、CPUへの電圧をAdaptive(VIDから+-で調整) -> -0.100 Vと設定するような、低電圧駆動も可能

上位マザーと同等ゆえにか、DRAMやICHなどへの電圧設定のデフォルト、Autoがわずかに高めになっている
気になる人は少し弄っておくとよいだろう


A-Tuning v2.0以降(2013年9月当時はβ版)以降に付属のFAN-Tastic Tuningと名づけられた機能があるが
これは上位マザーに備えられた機能とほぼ同じ

CPU12

CPUファン設定はSilent modeにしている
UEFI->H/W Monitor->CPU Fan 1 & 2 Setting = Silent Mode

なお、簡易水冷クーラーをつけており、詳細はH60記事に譲ることにする

chas1

Chassis Fan 1にはSilent Modeを指定している
UEFI->H/W Monitor->Chassis Fan 1 Setting = Silent Mode

chas2

Chassis Fan 2にはデフォルト設定のPerformance Modeを指定している
UEFI->H/W Monitor->Chassis Fan 2 Setting = Performance Mode

グラフをマウスドラッグで移動させるという、ソフトウェア制御としては細かい設定が可能なファンコンユーティリティ


X-FAST RAM RAM-Diskが使える機能。おなじくA-Tuningを入れれば付いてくる
RamDisk作成時に再起動は必要だが、ドライバ署名済みなのだろうか、Windows8でもインストール、導入に支障がない。

rmdsk

Haswell i5-4670K + DDR3 1333MHz 4GBx2、X-FAST RAM環境下での2GBの仮想ドライブの速度


廉価帯でも上位のマザーに備わった機能がひととおり使える、お買い得感のあるマザーボードだ